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KOL special contents ②
フリーリグ事始め①
オープンエリア編
KOL special contents ②
フリーリグ事始め
~オープンエリア編~
淀川からはじまりいまや全国的に強力なメソッドとなったフリーリグ。
浜名湖に広まったのは2020年ごろであったであろうか。それまではチヌのデイゲームといえばトップウォーターやシャッドによるボトムノック、バイブレーションなどが一般的であった。
フリーリグはその強力な釣れっぷりと投げてボトムをとりながら巻いてくると言う手軽さから瞬く間に広まり、今までフリーリグのフの字もなかった所に専用コーナーができるほどにまでになっている。
さて、こと浜名湖においてフリーリグで牡蠣瀬をただ巻けば1日10枚、20枚釣れる時代は既に終わっている。
外洋との出口が今切口のみでほぼ閉鎖水域であること。陸っぱりだけでなくボートフィッシングも盛んで釣り人が多いと言う地域性。比較的獰猛なキビレに加え狡猾な黒鯛の個体数が多いこと。
これらの要因から魚のスレが間違いなく進んでいることはエキスパートほど実感している。
だからこそワームを使えば簡単、フリーリグは簡単などという甘い考えで魚をなめてかかると簡単に返り討ちに遭うのが浜名湖なのである。
浜名湖のフリーリグには大きく分けて2つの性質の異なるフィールドがある。
1つは中浜名湖と呼ばれるエリアを中心とした砂地がメインとなるオープンエリアである。
エリアが広大でピンスポットとなるところが少なく、その日の潮、風で魚の付き場が容易に変わりとても難しいが、ひとたびその日のパターンを見つけることができれば数が見込める。サイズを狙うのはさらに難しいが、大きい黒鯛が口を使い易いのもこのオープンエリアのフリーリグである。
![スクリーンショット 2024-02-27 13.07.41.png](https://static.wixstatic.com/media/4f38d0_26da98c546644a7fb2aac76edce6776e~mv2.png/v1/fill/w_71,h_75,al_c,q_85,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202024-02-27%2013_07_41.png)
主に鷲津から村櫛で水深は1m~4mくらい。
広大なエリアである。
オープンエリアをやる場合、オープンエリアならではタックルセッティングがある。
確かに牡蠣瀬でもオープンエリアでもシンカーやフックなどを変えずに釣りをしても魚にさわることはできるかもしれない。しかしそこには明らかに介入する余地がある。
まずシンカーである。
シンカーには色んな材質があり、形状も様々である。材質に関してはタングステン一択である。
確かにタングステンシンカーは高価だが、その硬さと小ささはオープンエリアにおいても有用性を発揮する。当然硬いことは感度に繋がるし、小さいことはシルエットにもいい影響を及ぼす。2~3mを攻めることが多いオープンエリアでは必然的にシンカーは重たくなる。比重の軽い鉛シンカーだとシンカー自体のシルエットがとても大きくなってしまう。
形状に関してはオープンエリアはドロップ型か丸型を選択するのがいいだろう。いまでこそシンカーの色、形状は豊富だがフリーリグが流行の兆しを見せた時にいち早くチニングシンカーとしてリリースされたのがNTシンカーである。
NTシンカーにはdrop, round, slim, stickの4種類のシンカーが水底に馴染むダークグリーンカラーに塗装されてリリースされている。値段もタングステンにしては手頃で筆者も3年分くらいのシンカーをまとめ買いした。
NT海洋事業部ではシンカーの他にフック、ワームなども充実し、チニングのみならずソルトルアー全般が創業者の実釣をもとした品揃えで取り揃えられている。
最近では海外メーカーと提携し、個性的なベイトリールの販売も始めたようだ。
ぜひこまめなチェックをお勧めします。
![スクリーンショット 2024-02-24 15.43_edited.jpg](https://static.wixstatic.com/media/4f38d0_eb6d7d4dd8d14dbbb0f2760c98183217~mv2.jpg/v1/fill/w_96,h_50,al_c,q_80,usm_0.66_1.00_0.01,blur_2,enc_auto/%E3%82%B9%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%88%202024-02-24%2015_43_edited.jpg)
NT海洋事業部では厳選されたカラーリングと豊富な種類のシンカーをオリジナル製品として取り扱っている。
NT海洋事業部様より
さて次にフックだ。
フリーリグにおいてよく使われているのはオフセットフックだ。それに加えて触角フックが最近流行を見せている。
オフセットフックだが主にバス釣りを中心に様々な種類が販売されておりその形状は千差万別である。
どれを選べばいいか悩んでしまうが、フックごとの特徴をつかみ選択することが最も重要だろう。
砂地がメインのオープンエリアにおいては根掛かりはほぼ0と言っても良い。
この状況下でフッキングの難しいチヌ族を相手にする場合、比較的様々なワームを選ぶことができ、ギャップが大きい(ものが多い)ワイドゲイブタイプのフックを選択するのが良いだろう。
また触角フックも効果的だ。触角フックは主に関西で活躍されているNOIKEのスタッフのYuki氏が考案し、浜名湖には2023年上州屋で開かれた浜名湖ブリーム展示即売会にて初上陸した。
以前からストレートフックの有用性は認識されていたが、フックポイントが隠せないためリーリングでボトムを攻めた場合当然のように根がかるし、針先が鈍るのも早かった。
触角フックはその弱点をほぼ完全にといっていいほど克服している。スタック率も低く針掛かりもいい魔法のようなフックだ。
タイイングは面倒だが慣れると量産できるようになる。爆風・豪雨など釣りに行けない休日に次の釣行に思いを馳せながら、フックを制作するのも乙なものである。
フリーリグ事始め②に続く
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触角フック
牡蠣瀬でも使えるその威力
Yuki様Xより @yuki530931